肝心なこと name of the game 2005 9 22
今のところ、世界の心配事は、原油(石油)に集まっていますが、
食糧の問題も、やがて、大きな問題となっていくでしょう。
現在のような、自然の恵みに頼った農業は、もろいのです。
「何に」もろいのかというと、地球温暖化による異常気象です。
農作物は、人間と違って、平均気温が数度違うだけで、大きな影響を受けます。
さらに、今後、地域によっては、砂漠化するところも、
洪水化するところも、出てくるでしょう。
そうなると、食糧危機の問題に直結します。
食糧危機と自然災害は、同時に襲ってくるでしょう。
多くの人は、「農産物は、自然の恵みがいい」と言いますが、
その割には、自然の恵みに感謝していないのが、現状です。
今後、「原油」、「食糧」、「自然災害」が、世界の心配事となるでしょう。
こうした問題は、テロ対策よりも、はるかに重要です。
現在のところ、原油とテロ対策に夢中になっていますが、
食糧危機と自然災害の方が、はるかに人的被害が大きいことを理解していないのか。
しかし、こうした重要な問題に対して、
世界において、リーダーシップを取れる人は、誰もいません。
たとえ、自然災害がなくても、世界の人口が、
70億人、100億人と増えていく時に、食糧危機が起きます。
地球には、そんなに食糧は、ありません。
ともかく、食糧をめぐって、戦争が起きないことを祈ります。
しかし、人間は飢えれば、理性をなくすのも、現実です。
LED農場 LED farm 2004 6 13
今日(2004年6月13日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「ハイテク農業」
「LEDで育てる野菜工場」
「発光ダイオード(LED)を使った野菜の育成装置」
「赤、青、緑、近赤外線の4種類のLEDを、照明に利用する」
「密閉した施設で、野菜を栽培する野菜工場は、
季節や天候に左右されず、出荷できる」
こうした装置で、野菜を育てれば、
無農薬で育成できるかもしれない。
LEDならば、蛍光灯に比べて、省電力で、
なおかつ、寿命が長いでしょう。
さらに、光量を、コンピューター制御するのが楽でしょう。
将来は、超高層ビルが、野菜工場だった。
そういうこともあるかもしれない。
新宿の高層ビル街に、
野菜工場のビルを建設するということも、
あり得るかもしれない。